2013年01月19日
1月12日 祝・京都府入り。海上でアワビをもらい、志布比神社に上陸。
微睡んできた思考を豪快に目覚めさせるような一日。
漕げる日は、精神がシャキっとして良い。
陸上では足が退化しないように、長い距離を歩くようにし(実は今シーズンでも長靴を潰すほどに歩いているので二足目)、宮本常一氏(尊敬してる)の本を読み、胸が熱くなってテントの中でウンウンと何度となく頷いているのであるが
僕のメインは海歩きである。
行くぜ!!
海上で声をかけられ、会話をする。
「最高な人生だな」と言われたので
「そうなんです。最高なんです。」と答えたら、アワビをくれた。
海の上で出会う船長達は、気持ちと気前が良い人が多い。
そして、精神が起きている。当たり前か。
僕も気前良くいこう。お金は無いから、良いと思った事をドンドンここでシェアしていきます。
本日は漕ぎ進むと、県境を跨ぐのであるが
いつも、そのラインが分からない。
何となく地図を見ながら、入ったかな、どうかなってやっている。
なぜなら地球には、ボーダーは無い(ドンッ)。
こうゆうのは、GPSを持ったら分かるのだろうか。持った事がないから分からない。
そんなこんなで、「はーーるばる来ました、祝、京都府入り」です。
海上では、全く実感が湧かないのですが
言葉として書くと実感があるので、不思議なものです。
岬と岬を繋ぐように進むのではなく、ウネリがブレイクしないラインを狙って
久美浜を漕ぐ。
沖では白波がたち初め、プレジャーボートや漁船が飛んで帰ってくる。
僕も全力漕ぎに変え、逃げ込める場所を目指す。
普段は、全力で漕がない。これは旅するカヤッカー方と共通する事だと思う。
全力で漕ぐ余力を常に持っていないと、怖いから。
それと、海が本当に荒れたらロール(グルリと回る技術)やセルフレスキュー(道具を使って転覆処理をする)なんかできる訳がない事を知っている。
脱臼や打撲をしてサヨナラである。人間と自然の力関係とは、そんなもんである。
だから自然に対して畏敬の念を人間は抱く。
いや、抱かざるを得ない。
さて、荒れてきたらどうするか?であるが、早く逃げるのが吉。
サーフ上陸する為に、ウネリが一番小さい浜の端っこに入ると
左側にシーカヤッカーのオアシス的なミニマムスロープが目に入った。
迷わずに上陸する。
脳みそを清流でジャブジャブと洗い流したかの様に思考が冴え渡り
爽快な気持ちが心を満たしていた。
カヤッカーズハイである(重力感覚が陸とは異なる舟を履き、同じ動作を何時間もしていると起こるトランス状態、日常では考えられない程に五感が冴え渡る)
海藻を洗っている婆様がおり、それをどうやって食べるのかと伺うと
佃煮にするとの事。
さぞかし美味しい佃煮ができそうである。
今回は、鳥居の目の前に上陸。
新羅国の王子に塩土老翁、日本列島の歴史は謎だらけですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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漕げる日は、精神がシャキっとして良い。
陸上では足が退化しないように、長い距離を歩くようにし(実は今シーズンでも長靴を潰すほどに歩いているので二足目)、宮本常一氏(尊敬してる)の本を読み、胸が熱くなってテントの中でウンウンと何度となく頷いているのであるが
僕のメインは海歩きである。
行くぜ!!
海上で声をかけられ、会話をする。
「最高な人生だな」と言われたので
「そうなんです。最高なんです。」と答えたら、アワビをくれた。
海の上で出会う船長達は、気持ちと気前が良い人が多い。
そして、精神が起きている。当たり前か。
僕も気前良くいこう。お金は無いから、良いと思った事をドンドンここでシェアしていきます。
本日は漕ぎ進むと、県境を跨ぐのであるが
いつも、そのラインが分からない。
何となく地図を見ながら、入ったかな、どうかなってやっている。
なぜなら地球には、ボーダーは無い(ドンッ)。
こうゆうのは、GPSを持ったら分かるのだろうか。持った事がないから分からない。
そんなこんなで、「はーーるばる来ました、祝、京都府入り」です。
海上では、全く実感が湧かないのですが
言葉として書くと実感があるので、不思議なものです。
岬と岬を繋ぐように進むのではなく、ウネリがブレイクしないラインを狙って
久美浜を漕ぐ。
沖では白波がたち初め、プレジャーボートや漁船が飛んで帰ってくる。
僕も全力漕ぎに変え、逃げ込める場所を目指す。
普段は、全力で漕がない。これは旅するカヤッカー方と共通する事だと思う。
全力で漕ぐ余力を常に持っていないと、怖いから。
それと、海が本当に荒れたらロール(グルリと回る技術)やセルフレスキュー(道具を使って転覆処理をする)なんかできる訳がない事を知っている。
脱臼や打撲をしてサヨナラである。人間と自然の力関係とは、そんなもんである。
だから自然に対して畏敬の念を人間は抱く。
いや、抱かざるを得ない。
さて、荒れてきたらどうするか?であるが、早く逃げるのが吉。
サーフ上陸する為に、ウネリが一番小さい浜の端っこに入ると
左側にシーカヤッカーのオアシス的なミニマムスロープが目に入った。
迷わずに上陸する。
脳みそを清流でジャブジャブと洗い流したかの様に思考が冴え渡り
爽快な気持ちが心を満たしていた。
カヤッカーズハイである(重力感覚が陸とは異なる舟を履き、同じ動作を何時間もしていると起こるトランス状態、日常では考えられない程に五感が冴え渡る)
海藻を洗っている婆様がおり、それをどうやって食べるのかと伺うと
佃煮にするとの事。
さぞかし美味しい佃煮ができそうである。
今回は、鳥居の目の前に上陸。
新羅国の王子に塩土老翁、日本列島の歴史は謎だらけですね。
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Posted by カツカヤック at 16:57
│2013年1月 兵庫県・京都府