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2013年02月20日

高レベル放射性廃棄物を知っていますか?

原発を稼働する事によって、生まれる高レベル放射性廃棄物。

高レベル放射性廃棄物は、地下深くに何万年も確実に管理しながら埋め続けなければならない。


なぜならば、それに触れると人が死んでしまうからである。

なぜこの事を電力業界は、社会に認知させないのであろうか。


本来ならば、この「死の灰」の処分場を決めてからスタートしなければならない原発事業なのである。

一番の要となる終結の仕方を決めずに始めたこの事業は、

この世の中を更に複雑なものにしていく。


再稼働についての議論よりも、先に議論しなければならない問題である。



抜本的改革とは、手順を踏んだ進め方をする事ではなかろうか。

負の遺産を我々は背負う事になるのであるが、

せめて少しでも荷物を軽くしてから、退陣してくれないかと切に願う。



現存の社会では、電気は確実に売れる物である。莫大な富を生む。

だからこそ、電力の独占を認めるなかれ。

だからこそ、小売り事業の電力自由化が必要なのである。








手順をしっかりと踏んでいけば、世の中はシンプルな構造にチェンジできるのである。

日本海の海岸線を見ていると、バイナリー発電が至る所で可能である。

バイナリー発電は、温泉で発電できる。

また、放棄された杉や檜の植林地を山が地力を持つように間伐すれば

一石二鳥にも思える利用法がある。チップにしても良いし、火力にしても良い。

それぞれの地域に地域を賄う発電所ができれば、若者が故郷に帰ることができる雇用が生まれる。

現在の既得権益、利権構造は崩れるが。


発送電の分離、電力の地産地消。

それで良いじゃないかと、私は考えている。






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