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2013年09月11日

アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から

ピリカ遺跡と白老にあるアイヌ民族博物館へ訪れた。

着いた瞬間、北海道を廻りきる前にここに来て良かったと感じる何かがあった。

北海道文化や歴史認識が曖昧なまま、この島の海を漕いで廻るのは実に惜しい事。

ましてやシーカヤックは北方民族の伝統的な舟である。





アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から






過去と現在を紡ぐ何かを担っているのもまた、シーカヤッカーではなかろうか。


しかし、なかなかにここに来たくても訪れる事が難しい方々も多いと思います。

どうか写真からでも、僕が感じたものと近いモノを受け取って頂きたいです。

非常に興味深く素晴らしい時間でした。








アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から






アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から






アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から






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アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から








アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







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アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から








アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から





一番奥の家では、樹の内皮から繊維を紡いでおられる方がいた。



アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から






アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から





この海旅の話しになり、「生きて戻るのが一番だよ」と「これはポロトから」と

昔ながらの内皮で作られたブレスレットを頂いた。





アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から




本当に嬉しかった。これでようやく北海道の海を漕げるような気がした。


また元館長の方に、自分が持っていた様々な質問をさせて頂いた。

なぜ侵略された事がここに書かれていないのか。その表記がなぜできないのか。

国家概念に疑問を抱く事に繋がる表記は必ずオブラートに包まれてしまう。

また中央政権の阿倍野比羅夫から屯田兵の開拓、北方六藩の派遣、ニブヒに樺太千島強制移住と。

元館長さんとのお話し合いが進むに連れて、北海道に来て腑に落ちないで心にどうも引っかかっていた何かがストンと落ちたような感じがあった。


この島は明らかにアイヌの人々が暮らしていた島なのである。

言葉も違えば文化も違う。彼らからしてみれば、外国人に侵略された意外に何物でもなかろう。

サハリンや北方四島にしてみても、日本に返すのではなく彼らに返すべきである。

アイヌの人々が健やかな暮らしをしていた土地である。



国家概念とは、何だろう。


強制移住なんて本当にデタラメな話しじゃないか。


侵略とは、何だろう。


植民地とは、何だろう。


国有化なんて言葉が正当化してるけど、おかしな話しだろう。



アイヌ文化のどこが、野蛮なのだろう。

未だに刷り込まれた偏見を持っている人がいると言う。


一日中アイヌ民族博物館に居たが、ここにある全てが僕の関心事であった。


そして心の奥深くに、時空間を越えて魂に語りかける何かが生きている場所であった。







アイヌ民族博物館にて北海道の歴史を知る シーカヤック日本一周の海旅から




本当にアイヌ民族博物館に来て良かった。

そう感じました。

ありがとうございます。











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