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2013年10月22日

サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記

日が昇る前にどこか荒涼さを感じるサロベツ原野を歩いていた。



サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記





標識も何もない道路がただひたすらに真っすぐ続いていた。




サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記




様々な旅人が色々な思いを持って、この道を通り過ぎていったんだろうな。

残念ながら僕は海の旅人。

この道ではなく、海の道を行く。



背丈の低いハマナスが生えていた。

花の美しさから海浜植物の女王とも呼ばれ、路地栽培される植物であるが

野生のそれは逞しく強かに見えた。

サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記







朝焼けに照らされる海は、本当に久し振りの良い海況。

こんな日は、心もどこか静穏となる。





サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記






今日は漕ぐぞと気力も湧いている。

そして海へと離陸した。






サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記




早速にもアザラシのお出迎えである。

突然の顔出しにもビックリしなくなってきた。




サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記



が、あまりの近距離での顔出しだけは別である。

元々シーカヤックはアザラシやラッコを狩猟する為の舟である。

気配を消して漕げば、かなり近距離に近づける事も分かってきた。

この日だけでも十数頭のアザラシと出会った。







サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記



利尻富士は早くも雪化粧をしている。

美しくも雄大な山。






サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記


抜海の港を通り過ぎ、このままノシャップ岬を目指した。






そして、可愛い可愛い応援団の登場です。







サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記




元気一杯な子供達と会話をしていると、こちらも元気になってきます。

来てくれて探してくれて、本当にありがとう。元気がでたよ!!!

またいつか会おうね☆










サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記



元気を貰えたので、ノシャップ岬まで漕ぐ力が湧く湧くです。

人はやはり「一人では生きていけない生き物」だなと実感しました。






サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記




海に沈むサンセットも太平洋側に回れば、これが最後かもな。

感慨深い気持ちになります。





サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記





そしてノシャップ岬。そこには寒冷水族館が建っておりました。

そして宗谷湾に入り込みます。






サロベツ原野から稚内へ。アザラシと共に漕ぎ進む。10月20日の海旅日記







さぁ、あと少しで静岡への折り返しとなる日本最北端の岬、宗谷岬です。

いつもいつも当ブログを読んで頂きありがとうございます。

どうぞこれからも応援の程をよろしくお願い致します。






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