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2014年06月08日

野生のアザラシに見つめられながら漕ぎ進む。カヤック日本一周北海道霧多布5月31日

5月31日 北海道霧多布

霧の故郷にて視界100メートルもない濃霧に包まれた日々も6日目。


野生のアザラシに見つめられながら漕ぎ進む。カヤック日本一周北海道霧多布5月31日


ここまで海に出れない日々が続くと辛い。どうしたもんかと朝の5時から海岸線を行ったり来たりと歩く。

カヤックを引っ張って歩いてしまおうかと考えたが、2キロ先からは断崖絶壁だ。地理的に不可。案を引っ込める。

こんな時はある意味で楽天性が結果として成功を納める。海況が良くなるのを待つ。ひたすら耐える。諦めない。

そんな事を考えていた午前10時半。突然に光がグイグイと差し込んできた。おっしゃ、チャンス到来!!

青空ってこんなに眩しくて気持ち良かったんだな。頭の中にブルーハーツの音楽が鳴り響いてくる。

こんな時になんでだろうって思いながらも脳内ソングと一緒に口ずさみながら出航準備をする。

出発の時に昆布小屋のお母さんが束になった昆布を手渡してくれた。お礼を伝え、大きな声で「行ってきます!!」と声をかけた。

さぁ、出発だ!!



野生のアザラシに見つめられながら漕ぎ進む。カヤック日本一周北海道霧多布5月31日




そして、海にはやっぱりアザラシが待っていた。


野生のアザラシに見つめられながら漕ぎ進む。カヤック日本一周北海道霧多布5月31日



北海道東部にて海に出ると毎日に出逢う動物、アザラシ。


野生のアザラシに見つめられながら漕ぎ進む。カヤック日本一周北海道霧多布5月31日



不審な目で僕を見てくるアザラシ。

見つめられると言うよりは、ガンつけられているが正しい表現だと思う。




霧多布に上陸し、10日振りにお風呂に浸かった。

お風呂の中でアザラシの真似の練習をしていたかどうかは、僕だけの秘密。


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