続々積丹半島カヤッキング 美国から余市フゴッペ洞窟 9月12日

カツカヤック

2013年09月29日 18:28

しっかりと朝食を頂いてから海へと出掛けた。














本日の海岸線もじっくりと味わうべき海岸線であった。

積丹半島の海岸線は魅力的だ。

カヤッキングを存分に楽しめる事を僕が保証する。

キャンプ場を利用してのんびりと夕日を眺めにいくだけでも、充分に面白い。

人は時に自然に赴いた方が良い。

それは行けば分かるさとしか言い様が無い。

その時の自然がその答えを出してくれる。




































積丹半島を漕いでいると、自然を感じるセンサーがじんわりと開いてくる。

海中ではケルプの森がゆらゆらと気持ち良さそうにダンスを醸し、

海上では海に帰るぞと言わんばかりに山肌を滑り降りてくる水の流れ。

類い稀なるメインディッシュが続くこの海岸線であるが、

札幌小樽の都市部からひょいっと来れる距離にある。

シティー感覚と自然感覚とのバランスが取りやすい位置にあるフィールド。

これからきたるシーカヤッキング大航海時代に備え、積丹半島はまだ眠りについている。






















穴があったら入る男、カツカヤック。

























洞窟は良い。中に入るのは更に良い。

神秘的な何かを感じ心の奥がざわめいたが、

やがて無心になり外界を見つめている自分がいた。














洞窟内から外に出て、生まれたての赤子の様な気持ちになって海を漕いでいると、








前方にサップ(スタンドアップボート)を漕いでいる集団を見かけた。

ここの雰囲気と似合っている様に感じた。

騒音の様なエンジン音も無く、静かに自然と調和している感じがした。



















自己紹介を交えつつ、海上にて様々なお話を聞かせてもらった。

シーサーさんと言う女性が企画しているサップツアーであった。

何やら同じ匂いの類いがする女性である。

普段はニセコに住んでいるとの事。

山と海とを満喫できる一年か。素敵な人が北海道には多く住んでいるんだろうな。

彼女はスノーボードフリーライディングの女王とも呼ばれている人だった。

シーサーさんのブログを張りつけますので、北海道情報も含めご一読を。

http://sheesa.jugem.jp/





















本日もまたメインディッシュが続く海岸線。














































余市の町並みが見えてきた。久し振りに街並を見た感じがした。





海水浴場が遠目から見えた。リサーチをかねて近づいてみると、女性がこちらに向かって手を振っている。

が、やけにアクションが大きい。

何と友人の友人であった。僕がここ近辺に来ている情報を貰っていたとの事。

海を見ていたら本当に赤いカヤックが現れたのでビックリしたらしい。

僕もその偶然性にビックリだ。

カムナ葦船プロジェクトの代表であり冒険家の石川仁さんカップルに感謝感謝である。


そして天然石のアクセサリーを製作している神谷さんとお話をしていると、

ここの近くにフゴッペ洞窟なる遺跡があって、何とその洞窟には壁画が書かれているとの事。

そこに書かれている人の背中には、羽が生えているらしい。

古代大好きの僕としては絶叫したい程の情報であった。


そんな情報通の神谷さん、天然石アクセサリーのブログを書かれています。

http://ameblo.jp/crystalrise/




そんな会話をしていると、先ほどに海で出会ったシーサーさん達が砂浜に現れた。

今日は会う人と会える日らしい。



皆でフゴッペ洞窟に向かった。
































壁画は写真撮影禁止の為、撮れませんでした。

看板のレプリカを見て想像して頂けたら。




続縄文時代、擦文時代に余市に住み着いていたアイヌ民族は、どの様な生活の営みをしていたのだろう。

想像にての言及になってしまうが、今の時代よりも彩色に富んだ世界だったのではなかろうか。

イノチがイノチとして輝いていた時代。

アイヌの歴史に強く惹かれている自分にも出会っている。




素敵な古代壁画ツアーをありがとうございました!!




そしてサンセットカヤッキング。


























温泉が近くにある浜にテントを設営した。

本当に久し振りの入浴であった。

湯船に浸かりながら今日の出来事に感謝をしていた。

出会ってくれてありがとう。

話しをしてくれてありがとう。

笑ってくれてありがとう。

何だか世界は良い方向に向かっている。

そう確信できた一日でした。


いつもいつもありがとう!!








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