手作りの震災資料館『潮目』 シーカヤック日本一周の海旅

カツカヤック

2015年03月08日 18:51

シーカヤック日本一周の海旅 岩手県大船渡市三陸町越喜来

津波で流された家のガレキを使って建てられた手作りの震災資料館『潮目』に向かう。







海岸線近くの道を歩きながら僕は思った。

ここにどんな集落があったのだろうか。どんな小学校があったのだろうか。

初めてこの土地を訪れた僕には分からない。

だけれども、ただ一つだけ分かることがある。

それは、劇的に風景が変わりつつあること。

























オオッッ!!!

遠目からでも強い存在感を放つ施設が見えてきた。

様々な建物を見てきたつもりの私であるが、直感が私に語りかけくるものがある。








そして、建物がまるごと資料館である潮目に到着!!


















早速に中へと入ると、震災当時のその当時の匂いまでもが伝わってきた。

僕はこのリアルな伝わり方に驚いた。

語るだけでは伝わってこない何かが伝わってくるのだ。

そして僕は、僕なりに思った。

周りの風景は変わっていくだろうけど、潮目は潮目として残っていて欲しい。

匂いが伝わる何かの形は、10年後20年後に意味を持ってくるんだなと思った。

そして無くなりつつある元の風景の形を、例え一つのパーツとしても必要とする人もこの先に必ず出てくるだろう。

回り人からはガレキに見えても、思い入れのある人にとってはそれは生きてきた証でもあるのだと感じた。

気付きをありがとうございました。

是非是非にみなさんも潮目を訪れて下さい。














そんな潮目のページをここに貼付けます。

潮目って、なぁにのページはこちら http://teamokirai.tumblr.com/shiome

潮目ができるまでのページはこちら http://teamokirai.tumblr.com/history






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