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2012年11月29日

10月26日 神秘的な洞窟で次元上昇 無人島にて就寝

波が奏でる歌を聴きながら、本日も海を漕ぐ












キサガイ姫がサダ大神を産んだとされる洞窟を楽しみに前進する

この旅でやることを、ざっくりと言うと「前進」になる。

漕がなければ、進まなければ日本一周はできないのであるが

時にその土地のエッセンスや出逢いを大切にしなければ

旅ってやつは面白くなくなってしまう


今日は原発から洞窟と、様々な次元を見ることとなった。











島根半島もまた、複雑に富んだフィールドである





















こうした鼻や崎に自生している植物に、強い生命力を感じる。

花を咲かしている植物もいるが、実に良い。

誰かに見られたくて咲かしている訳ではなく、

咲きたいから咲いているのである。

「咲きたいから咲く」

僕はこの言葉がとても好きで、シンパシーを感じている。

こういった自然に魅了される時間もまた、大切にしていきたい時間でもある。








今日は、キサガイ姫にゆかりのある場所が出てくる

それだけで僕は若干の興奮をしていた。


子供の頃であるが、キサガイ姫を祀る神社「岐佐神社」で遊んだ記憶も甦ってくる

子供の頃のあの世界と今が繋がるかもしれない。

そう思えることができるだけで、幸せな気分にもなった。











加賀の潜戸が出てきた。キサガイ姫がサダ大神をお産みになった場所である。













神の潜戸ともいわれるこの洞窟に入るには、しきたりがあって

大きな声を出すことになっている




神々や祖先に失礼のないよう、

天地が裂けんばかりの大きな声を上げて中に入った















鳥居が出てきた







が、鳥居の奥にある祠を見た瞬間にカメラなどは下げることとなった

あまりに本物すぎて、カメラで撮ってはいけないものであることが肌から伝わってきた

正直に言えば、僕は固まってしまった。

こうしたリアルな自然の旅をしていると

時々であるが本物に出会うことがある

本物は存在感だけで、答えを出す

それゆえに祀られたのであろう


ここを訪れる人には、皆それぞれの次元があるのであろうが

古来から繋がる海にまつわるものに関しては、苦労をして手漕ぎで来なければ感じられない次元はある

スピリチュアルとかパワースポットといった現代言葉はあまり好きではない

見える世界と見えない世界の話しは、抽象的過ぎてあまり肌になじまない。

だけれども、五感を超えた次元はこの世に存在する。これは否定できない。五感までの基礎ができていない人の、六感、七感を語る言葉は、危ないから信じないほうが良いとは思うけれど

実感と、空想・幻想は違うぜってこと



えーと、話しがそれてきましたが、

洞窟のお話



正直、このような洞窟は初めてでした。僕にとってですが。

キサガイ姫は、

出雲半島加賀の潜戸にて、サダオオカミを産んだとされる神である。

サダオオカミは、出雲大社ができる前より祀られていた出雲の大神であり、

現在では、サルタヒコ神とも呼ばれている。












名勝、天然記念物にもなっているこの洞窟の幅は、300mもあるという。

何カ所も入り口があり、観光船も入るのだとか。

観光船では、祠の所は、狭すぎて入れないだろうから、やはりシーカヤックですね。












初めの一歩

初めの一歩



いつだってそう思った時が、初めの一歩

何度でもやり直したらいいよ

何度でもゼロになったらいい

大丈夫!!







無人島に上陸して、就寝した。

もちろんであるが、無人島は静かでよい。

ありがとうございました☆










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Posted by カツカヤック at 18:01神秘的な洞窟