› ひるまのながれぼし    › ヤポネシア思考 › 篠遠喜彦先生が語る 〜ポリネシア発掘63年〜

2020年11月30日

篠遠喜彦先生が語る 〜ポリネシア発掘63年〜

この映像を見ています。
2011年11月2日ハワイBishop Museumにて撮影された篠遠喜彦先生(87歳)のヒューマンドキュメンタリ映像です。

篠遠喜彦先生が語る 〜ポリネシア発掘63年〜
https://vimeo.com/ondemand/shinoto
350円で視聴可能です。

「モノを掘って 触って 感じて 手を汚さないとダメですよ」篠遠喜彦博士。

” ハワイにあるビショップ・ミュージアムに篠遠先生を訪ねた。2011年11月のこと。研究室の前の薄暗い廊下にはダンボールが積まれ、入り口には魚の形をした木彫りの名札がかかっていた。87歳になられた篠遠先生に柔和な表情で迎えられ、お話をうかがうことができた。この映像はその時のもので、ざっくばらんな口調ながら、研究への情熱が端々にほとばしり出る語りとなっている。60数年間に及ぶ研究生活を振り返って語られたのだが、最晩年のお話として貴重なものとなった。
 篠遠喜彦(1924〜2017)は太平洋、特にポリネシアの考古学に大きな足跡を残した考古学者だ。1954年にハワイに来てから逝去するまで、「太平洋に人類はいかにして拡散していったのか」を探求し続けた。日本で縄文考古学を研究していた篠遠喜彦は、ポリネシアでは正統な考古学研究がなされていないことを知り、愕然とする。太平洋の孤島に渡り、発掘をして、次々と貴重な遺物を収集し、そこから島々の歴史を編年していった。研究の功績は数え切れないほどある。その一端を映像から読んでいただきたい。(記:門田 修)”

取材・構成:門田 修
撮影:藤井浩二
協力:後藤 明

Special Thanks
Dr.Yoshihiko Shinoto
Bishop Museum
海洋文化館
2018年「篠遠喜彦博士 追悼シンポジウム」実行委員会

篠遠喜彦先生が語る 〜ポリネシア発掘63年〜




同じカテゴリー(ヤポネシア思考)の記事

Posted by カツカヤック at 20:05 │ヤポネシア思考

削除
篠遠喜彦先生が語る 〜ポリネシア発掘63年〜