2015年01月12日
東日本大震災後の現在 岩手県船越湾から大槌湾へ シーカヤック日本一周の海旅 １１月２３日
津波の爪痕を見ている。
海から上陸した場所から陸側へ歩けば、そこは何もない。
あったものがない。
写真のここの地区では半数以上の家宅が流されたとの事。
地元漁師さんから許可を貰ってテントの設営をしているが、
なかなかにテントの張り場所を見つけるのが難しい。
どこもかしこも復旧工事をしているが、まだまだ数年は必要だろう。
日本人の多くの人は、今回の震災の規模を知らない。
そしてすでに忘れ出している。
船越湾田ノ浜から海へと離陸した。
写真は船越湾の現在
海を漕ぎ進み大槌湾へと向かった。
地元の子ども達が浜辺で釣りをしていた。
時が流れているのだなと感じた。
大槌に上陸、地元漁師さんからこう言われた。大事な人にはいざと言う時の事を口が酸っぱくなる程に言えと。
多くの死体を見た事も伝えてくれた。
湾奥の海岸線を見るのは心が痛い。
それでもしっかり見て伝えていこうと思った。
津波は第2波、第3波、第4波と何度も何度も襲ってきます。
第1波が去ったからといって安心して低地へ戻れば死亡します。
第2波、第3波の方が高波です。
生き抜く知恵として覚えておいて下さい。
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Posted by カツカヤック at 20:13
│２０１４年１１月 岩手県・
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