2013年05月02日
シーカヤック日本一周の冒険記 ４月２９日 カヤックフィールド観音崎 祝！富山県入り
早朝からおはようございますの声。
テントから抜けでると。恰幅の良い御仁方が立っていた。
その観光に来ていた御仁方から、食料の差し入れを頂く。
どうやら最近、シーカヤックを買われたようだ。素晴らしい選択眼の持ち主である。
どら焼きや、お酒も頂いた。
そして、その御仁方はお酒作りの職人さんで、後にそのお酒の美味しさにビックリとする事になった。
有り難い出会いが続いている。
頂いたオニギリを頬張りながら、海を見つめて観天望観察。
そして、本日もまた海へと離陸した。
能登半島能登島から小口瀬戸を渡り、富山湾に向かう。
観音崎に着いて、ビックリした。なかなかの遊べるシーカヤックフィールドじゃないか。
富山湾の最奥、氷見までは単調な海岸線かなと思っていたので朗報だ。
ポケットビーチ（小さな砂浜）なども点在しておるので、上陸して美味しいコーヒーなどを淹れて読書なども心地よいだろうな。
つい先日まで、極寒の真冬だった事を忘れてしまいそうになる。
この海旅も、時には優しさに包まれて良い。
特に観音崎付近は、半日をかけてのマッタリツーリングに良い感じ。
メロウな時間感覚に、ウットリとする事だろう。
途中、海岸線から「俺を乗せてくれー」との声が
なんだ、なんだと振り向くと、１０歳位の男の子が叫んでいる
家族で小さなポケットビーチにて、のんびりと時間を過ごしているようだ。
男の子は、なんと水着だ。
気合いが入ってるじゃないか。
「分かったー、待ってろー」と叫んで、そのご家族の前に上陸をした。
男の子に一通りのレクチャーをして、カヤック体験をさせてあげた。
僕は、シーカヤックガイドでもあるので、年齢に合わせた的確なレクチャーの仕方を持っている。
海から帰ってきたその男の子の輝き具合は、それはそれはもの凄いものであった。
もちろん、僕からしてみれば、その子の漕いだ場所は波打ち際。
だけれども、その子からしてみたら、そこは大いなる一歩だったのだ。
そういった体験は、見ている側も楽しい。
お父さんから、お酒の差し入れを頂いた。
有り難く頂き、カヤックに積載した。
どうやら、本日はお酒にご縁があるようだ。
僕はお酒を呑みながらのカヤッキングはしないのだけれども、上陸してからの楽しみでもある。
今日は実に穏やかな海況。
そして、そして、
愛でたくも富山県に入りました。
石川県で出会って頂いた皆様、心からありがとうございました。
爆弾低気圧が来たり、思いもよらぬ寒の戻りがあったりとした日々でしたが
皆様からの温かい差し入れや、応援のメッセージ、非常に嬉しかったです。
イノチを保させて頂きました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
また、富山県の皆様、これから富山の海を漕いで参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
富山に入っても、また洞窟があった。
ここは、大境洞窟住居跡の下にある海岸線
うーん、入ってみようか。
そして、入る。
そして、さらに漕ぎ進むと氷見が見えてきた。久し振りの街だな。煩悩がくすぐられる。
氷見漁港近くにて、こちらに向かってタオルをグルグルと回している人が見えた。
近づいて上陸をする。
その方は、北日本新聞社のOBの人で、カヤックを嗜んでおられたようだ。
日本一周の海旅をしていると伝えたらビックリされておられた。これまた嬉しい出会いである。
ささっとテントを設営して、お風呂に連れていって頂いた。
そして、そして、
大ごちそうを頂きました。疲れも吹っ飛ぶ美味しさです。
一人じゃ、こんな贅沢はできません。
浜手さん、大変にありがとうございました。
この日は、朝から晩までお酒の神様が舞い降りて来て下さったように感じた。
本日も最高な一日でございました。
ありがとうございます。
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Posted by カツカヤック at 20:39
│２０１３年４月 石川県・富山県
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