2015年03月10日
三陸町越喜来湾沿岸の風景 2014年12月 シーカヤック日本一周
越喜来滞在の間は港内にテントを設営。どこもかしこもそうであるが、港は震災からの復旧工事中が現在進行中。
いつもの海旅通りにテントを設営する事もなかなかに難しいが、これが2014年の海旅だと感じている。
しかし、漁師さんは元より工事関係者の方々からも好意を持って接して頂いている。
震災後の海を漕ぐに当たって、復旧工事中の真っ最中にテントを設営する行為に、ある程度の批判を貰う覚悟は持っていたが、
実際に海を漕げば行動すれば、それは違っていた。
そして、
家族を奪った海へ、家を奪った海へ、宝である番屋を破壊した海へと、いち早くに出たのは”海とともに暮らしている”漁師さんである。
皆が海から離れていく風潮の中、その時に海へと出て行く行為の思いは漁師さんにしか分からないのかも知れない。
海上にて漁船と出会うと、手を降ってくれたり缶コーヒを渡してくれたり海の幸を何も言わずに渡してくれる行為を貰っている。
そして僕なりの考え方だけれども、港の正式な出入り口は海側にある。
海へ行き、海から戻る出入り口。それが港。
海からやってくる者を年配の漁師さんは無下にはしない。
そんな様々を海旅から賜っている。
さて、越喜来のお話。
越喜来滞在の間は”潮目”(前ページ参照)の方々にお世話して頂きました。
山から見た越喜来
山から見た越喜来
株椿
越喜来にやってきた羊
小学校は高台へ。
仮設の番屋
買い出しする鈴木
三陸の長老、三陸大王杉
手作りの震災資料館、潮目
有里さん、わいちさん、キョウコさん、月江さん、お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
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Posted by カツカヤック at 13:44
│三陸町越喜来湾沿岸│2014年12月 岩手県・宮城県