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2012年12月26日

12月13日 ダイナミック宇宙シアター



13日の今夜は、ふたご座流星群が見れた。新月に快晴と奇跡的な好条件。

地球星に星が降り注ぐ。




12月13日 ダイナミック宇宙シアター





草木で編んだシートベルトをしっかりと大地に結びつけ、我が地球島は大海なる宇宙を進んでいく。


微小惑星に次々と衝突していくのであるが、我が地球島のバリアは

我が子達を守るかの如く、一つの星も大地に落とさせない。



ふと、一万年前の人類のことを思った。

どのように、この流星群を見ていたのだろう。

夜の電球も無く、大気が透き通っていたその昔、

新月の夜には、闇夜がそこにあったと思う。

だけれども、それは本当の闇ではなく

今の現代人からは想像できない程に、天体には星空が輝いている。

地球から見る宇宙の色は、紫色だったのではないか。

あまりにも、星々が輝き過ぎて空全体がぼんやりと光っていたはずだ。

今で言う、太平洋や北海道の、ど真ん中で見る星空と同様のものが

東京の新宿や、大阪の難波からも見えている。



そこで人間は何を思っていたのだろう。

ほんの一万年前の同じ人間の気持ちが分からなく、少し悲しくなった。

純粋に現代教育なる概念を外してみたって、それでもこの問題は分からなかった。

悲しくなった気持ちを挽回するために、「ロマンティックに決まってんじゃないかと」つぶやいた。



このまま宇宙技術が更に躍進するならば、

一万年後には地球星ではない、液体として水が存在する星に移動する日がきっとくる。

宇宙は水で溢れているし、同じ条件の星々は意外にすぐ近くにあると思う。

一万年間など、地球史からしてみれば、ほんの瞬きをするような時間である。

その時にその星で一番必要な技術は何かだけは、それは分かる。

おそらく、その土地にある物だけで、道具を創り出さなければならない。

未開の土地でも生き抜くことができる、電気を必要としないアナログ技術である。

となると、一万年前の縄文生活システムが、一万年後の地球外で見直されるのである。

二万年間の時を経て創り出されるアナログ舟もまた、宇宙船が行き来する時代に存在するであろう。

その時に作られる丸木舟からまた新しい海人が生み出されるのである。










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