2015年07月07日
京葉臨海コンビナートと漁業権の放棄。カヤック日本一周
本日に漕ぐフィールドは埋め立て地。東京湾東岸は４０キロと埋め立ての工業地帯が続く。
その工業地帯の名は「京葉臨海コンビナート」。
石油化学コンビナート、製鉄所、火力発電所、液化天然・石油ガス受入基地と世界各地から様々なマテリアルがここに運ばれる。
ちなみに東京の”京”と千葉の”葉”で、京葉コンビナートとなる。西岸コンビナートの名は京浜コンビナート。”京”に、横浜の”浜”で京浜ですね。
まぁそれにしても、タンカーの出入りと騒音が激しいフィールドです。
日本一周の用事がなかったらこのフィールドを漕ぐ事は無かったなぁ。
それでも日本の海岸線の一部である事は間違いの無い事実。しっかり感じていきます。
漁業補償金を受け取りながらも漁場を捨てる事になった多くの漁村の事を思った。
漁業権を全面放棄した漁協は33組合になるという。
僕達は海岸線の歴史を殆ど知らない。自分が暮らしている島なのに。
こんな事は学校の教科書に書いてなかったな。
素材、素材と言いましたが、元々は重油やガスも地球の素材。化石燃料を加工して石油ができます。
綺麗事ばかりを吐きたくないけれどさ、現状の海岸線を見る行為によって、気がつく事もある。
旅をする事によって、自分が変わる事もある。
日本最初の人口浜である「いなげの浜」に上陸した。
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Posted by カツカヤック at 17:03
│２０１５年５月 千葉県・東京都
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