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2013年11月18日

サロマ湖の原生海岸にて野生動物と出会う シーカヤック日本一周11月16日

本日は海からサロマ湖に漕いで中に入った。








道内最大である汽水湖と外海との繫ぎ目は、潮流が複雑だ。一番に狭まっている所で幅は100メートル位だろうか。

この繫ぎ目付近だけはシーカヤッキングができる人(海面を見て潮流を読める人)だけが、ここを漕いだ方がいいなと思った。

でなければ、死人が出る。船舶の往来も多い(ここを通らないと船が外海に出れないから)

ただ、もちろんに潮止まりには潮は止まります。



そして、その二つある繫ぎ目の真ん中に浮かぶ島。ここは日本の海岸線でも珍しい原生が残る海岸線。

もちろんに道路もない、そのままの海岸線だ。

最高なカヤッキングフィールド。

地が持っている雰囲気も素晴らしい。

中に入ると早速に蝦夷シカが現れた。

野生のフィールドの匂いがした。




























蝦夷シカ・オオワシ・オジロワシがそのままの姿で息をしている。もちろんアザラシも。

個体の大きなオオワシはとにかくデカい。皆が想像している大きさの二倍位あると思う。

テントを設営していたら、蝦夷タヌキが現れた。

タヌキは本当に目が悪いんだろうか。

1メートル近くになって初めて僕の存在に気付き、飛び上がって逃げていった。

野生の蝦夷シカは雄と雌では違う生物の様に感じた。

雄が放つ威風堂々とした存在感に心惹かれる部分があった。

荒々しいのではなく、美しい気品を感じた。

薄暗くなってくると、アザラシがこちらに気づかない事も今日に発見した。

アザラシと並行しながらこの海を漕いでいたら、

見えている世界が急激に意味を持ち出した様に感じ、大空を見つめ上げた。

空が宇宙として見え、この地球が星として見えていた。




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Posted by カツカヤック at 21:13サロマ湖の野生海岸