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2012年06月27日

6月1日 シーカヤック倶楽部 海面ハウス




バイダルカにスキンカヤック、コンコルドにキャラバンと見てみたかった艇がズラリと並ぶ







海面ハウスのウッドデッキで朝日を迎えた。

続々とシーカヤッカーが集まり、南郷シーカヤックマラソンの準備が始まる

なんと明日から、宮崎県南郷でシーカヤッカーの集いがあるらしい





欠員が一名出ているとのことで、僕もノリで参加することになった

う~ん、遠足のようにワクワクするww












丁寧に作業をする皆さん




福岡シーカヤッカーズ












あれっ、スキンカヤックがあるぞ!!









こんな季節になってきました










海面ハウスからの風景










お部屋からデッキを見つめて









海面ハウス近辺の云われ











この日の夜は、カツを囲む夕べを開催して頂きました。

来てくださった皆様、心からありがとうございます。

なんやかんやで、深夜2時過ぎまでの大盛況

とっても楽しいお時間でした



人それぞれに思いがあり、スタイルがあり、感じ方がある。

とっても大切な事を、学ばせて頂きました。

もっともっと、勉強しなくちゃって気持ちになれました。



明日からは南郷シーカヤックマラソン

こういったマラソンイベントにでるのは、初めての体験

いい予感がビンビンします







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Posted by カツカヤック at 04:342012年6月 佐賀県・福岡県

2012年06月27日

6月2,3日 南郷シーカヤックマラソンに参加するの巻

愛の歌を歌いに行くわけでもなく、

世界の果てに飛び込みに行くわけでもなく、

蜃気楼と現実の違いを探求するわけでもなく、

広島シーカヤッカー、木村さんの車に飛び乗った。


まぁ、便乗させてもらっているのだ。


ここらへんから、まるで魔法がかかったかのように


遠足気分になった。






どんな愛すべき人達と出会えるのだろうか。



いや、愛してもらえるだろうか・・




会場にたどり着くと、鹿児島で出会った阿部さんとヒロシさんの顔があり

気分が高揚した。




天気は恵みの雨で若干のシトシト感があるが、

こうゆう時こそ、忘れない思い出になったりするのが人間の記憶の面白いところ





夜の会場は、大変賑やかな場であった









なんとバイキング形式になっており

私は、夢見心地に・・一心不乱に・・野菜を食べた



なかなかこうゆう旅をしていると、葉物を摂るのが難しいのだ


ほうれん草を頬張りながら陶酔状態になっている自分がいた


いわゆる野菜トリップである(こんな言葉はないか・・)













子供たちは、音楽トリップをしている

ん?いや、鹿児島カヤッカーヒロシさんもトリップしてる・・

さすが太極拳マスター、ヒロシさんだと思った












テントサイトに戻り、また宴が始まった(最初はまだみんなおとなしい笑)









明日の出番を待つカヤック達は、熟睡している








夜12時過ぎまで宴は続いた


実に楽しい夜であった

スカッとした爽快な気分になった、

また、古くからの友人に会ったような懐かしい気分になっている自分を発見していた







翌朝に起きると、波の音が聞こえた

ここはうねりをブロックする地形になっているのだが、

その余波が回り込んでいるのだろう

宮崎サーファーには、さぞ楽しい一日になることだろう

懐かしい顔が浮かんだ



空を見上げると

低空を流れる雲の流れがだいぶ速い

この風が降りてきたら、ちょいと吹くかもしれないな



コースは港の中を走るルートに変更となった




















見事な景色

























さぁ、スタートです


今日は海面ハウスさんから貸して頂いた、ウォーターフィールド社のプリンスに乗っている

ラダーは無いのだが、ラダー無しに慣れてしまっている僕には

ずいぶんとフィットした

ものすごい安定感があるのに、リーン(船を傾ける)するとビシっと曲がる







ワイワイガヤガヤと皆が漕ぎ出して行く中、


先頭集団はビュンビュンと進んでいく


速い!!



さすがだなぁ。





僕も行くぞーっと、横に漕ぎ出したらタンデム艇に突っ込まれてしまった

しまった、レースだから前に向かって漕がなければいけなかったのだ

申し訳ないことをしてしまった、以後注意する


色々な人達の漕ぎ方や、スタンス、楽しみ方を学びながら漕げたと思う


結果は十位以内でした

なぜか、順位表に僕の名前が無かったので順位はわからず

まぁ、そんなことは楽しいからどうでもいいんだけど







駐車場の風景、圧巻である










海面ハウスの皆様と、ありがとうございます







レースに参加するまでは、勝ちとか負けとかの世界はなんだかなと思っていた自分もいたのですが

こうゆう楽しみ方もあるんだなと、価値観が変わった自分がいました

貴重な情報交換の場であったり、人生の仲間との交流の場でもありました

なにしろ、前夜際がめっちゃくちゃ楽しかったからww

また、実行委員会の皆様の心からもてなしたいとの気持ちが、肌身にビンビンと感じました


同じ時代に生まれて、同じ趣味をもって、同じ時間を共有することの

大切さ、楽しさを学ばせて頂きました。ありがとうございます。

ほんと毎年参加したいですww












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Posted by カツカヤック at 06:002012年6月 佐賀県・福岡県

2012年06月27日

バイダルカに乗る


大田八州徳(通称ノリさん)さんから、バイダルカのお誘いを頂いた

ノリさん自作の艇である











美しい流線型のバイダルカ














ノリさんとバイダルカ







僕は、バイダルカに初めて乗ることになる

だが、バイダルカフリーク達は、この艇に乗るではなく履くという

靴を履くとか、ズボンを履くとかの、履くである

この意味を後で知ることになるのだが・・




バイダルカとは、ロシア語になるわけだが

正当な名前で言えば、イカックやイヤックになる

アリューシャン列島に住むアリュートが造りだしたカヤックである。

コリヤークや、イヌイットと書き出したら切がない世界なのではあるのだが


木や鯨や獣骨を使って骨組みを作り、海獣の皮を船体布としてできあがった船が、

バイダルカのルーツである。




この旅ではリジット艇(固いカヤック)を使っているので、

久しぶりにファルト艇(折りたたみ艇)感覚が楽しめると

思ったら、(折りたたみ艇は、構造的にしなりがありダイレクトに海のリズムを感じやすい)

感覚はさらにその上をいった。





正直に言えば、バイダルカを漕ぎ出した途端

これに乗りたかったんだと思うほどの衝撃があった







これは、感覚的な所になるので言葉にするのは難しいのだけれども


海上でバイダルカを履くと、下半身に千個もの関節を持った感覚になり

波のエナジーに対してその関節がまるで生き物のようにしなるのだ。

それがまったく不自然な動きではなくて

海面を飛びながら滑っているかのような次元で起こる




漕げば漕ぐほどに、下半身は海に溶けていくかのような感覚があり

大げさに聞こえるかもしれないが、腰から下が海にに吸収されてしまったかのような感じになった


海のリズムとのとてつもない一体感が、上品でいて繊細に訪れた


まさか、ここまでの芸術品が人間史の中で昇華しているとは・・・


これに乗ってしまったら、現代人は感覚的に退化していると言わざるをえないではないか・・


そんな船であった




驚くべきことに、その上品な感覚の余韻は

陸に上がってからもゆったりと続く



突然にバッと冷めないのである



これをパーフェクトと言わずして、何をパーフェクトというのだろう





カヤックをしたことがない人が、この文章を読んだら

一体何を言っているのかとなるかも知れないが

愛すべき物にであったのだと思ってくれたらいいと思う。



これほどに自然との一体感を与えてくれる道具を、僕は知らなかったのである



人生が面白くなってきた











バイダルカとノリさんと僕   














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Posted by カツカヤック at 07:152012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月14日

6月5、6日 道具買い替えとパッキングのコツ




道具の買い出しをする。

テントのポールはすでに折れ、オイルバーナーも真っ二つに折れていた。

それぞれの道具は、本当によく頑張ってくれていた。

テントは、今までのカヤック旅でも使っていたので500日以上も使用したことになる。

思い出がいっぱいだが、限界を超えている。

みんな、ありがとう。



今回は、アライテントを購入した。

ソリッドの50cmも新規購入。

バーナーは、MSRドラゴンフライを止めて(←五徳が大きくて使い易いが直ぐに壊れる)

SATOのガソリンストーブにした。

どちらが耐久性があるだろうか、知りたかった。

寝袋はこれからの雨季に備えて、羽毛では無いものにした。

携帯電話の蓄電器も購入した。

後に、これが祖父危篤の電話を受け取れることに繋がった。



ちなみにパッキングのコツとして、僕は純正の袋を使わない。

一回り大きなサイズの袋に、テント、寝袋、エアーマットを入れている。

使えるアウトドアの道具は、だいたい登山用でシビアなサイズの袋に入っている。

シーカヤック旅は、そこまで荷物を圧縮しなくてもいい

ストレスにならない位の袋に入れているのである。

これがスムーズでいて楽チンなのである。












福岡のトラディショナルフード 牧のうどん


海面ハウス尾形代表とノリさん

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Posted by カツカヤック at 22:292012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月14日

6月7日 朝鮮海峡横断イベント

海面クラブ十周年イベント

朝鮮海峡横断です。











久しぶりにお見送りをする側に。

いつも送ってもらう側でしたので、お見送りが新鮮でした。

頑張れ朝鮮海峡横断帯!!

ベテランカヤッカー、レイダーさんやノリさんがサポートです。






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Posted by カツカヤック at 22:582012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月8.9日  夜のアウトドアと愛艇ドック入り



トゥインクル号、ドック入り

狭い洞窟にも、入り組んだロックガーデンにもガンガン入る僕のスタイルには、

ポリ艇が一番合ってるんだと思う。

だいぶ傷が増えてきたな。。

皆様からヨシヨシしてもらう、愛艇。








それからは海面クラブの皆様と、夜のアクティビティーを楽しんだ。

皆さんのイキツケは、屋台の花山。

安くて美味くて、アウトドア魂を揺さぶる屋台である。

福岡って街は、路上に屋台がズラリと並ぶ。

こういう文化なのである。

気持ちよい夜風に当たりながら、皆さんグィィとやっている。

いいねー。




非常に楽しい時間でした。

皆様、楽しい時間をシェアして頂きありがとうございました。













お隣さんもパチリ













8日の夜は、朝まで都会を見て歩いた。

時々こんなことを、東京などでやるのだが、アジア人が作り出す具現化として見て歩く非常に面白い。

中洲と言う場所に来た。

おそらく中心的な繁華街だと思う。

ここまで次元の多様性がある場所はなかなかないと感じている。

悲しさや嬉しさ、虚無感やそれを包みこむものまで、

儚さを感じつつも、人間はこれでいいんだと思う自分もいる。

水清ければ魚住まず。

水清ければ魚住まず。

だけど、原発だけは未来に残す核爆弾。













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Posted by カツカヤック at 00:162012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月10日 カヤッカーダイナマさんに送ってもらう

南郷シーカヤックマラソン優勝者のダイナマさんとハグさん。













昨夜は、ご夫妻の御好意に甘えお家に上陸。

ぐっすりと安眠させて頂きました。

どんな艇でも巧みに乗りこなすダイナマさんとの会話は、実に興味深い。

僕も大好きである星野道夫氏の本をもらった。










それから、実際の現地へとカヤック共々送って頂いた。




さ~て、元気満タン!!

行くぜ!!





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Posted by カツカヤック at 01:042012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月10日 日本一周の旅、逆走を始めるの巻き

今日から逆走を始める。

神集島、加部島、加唐島に向かう。エヌヲノ鼻、ハシロイノ瀬、ツイタ鼻など興味深い地名が並んでいる。

ツイタ鼻などは、大陸からたどり着いたから、ツイタなのだろうか。考え過ぎか・・


福岡県から佐賀県の高島に上陸。

既成概念を一掃。逆走もまた良しである。

自然の中を旅すればするほど、自分の無知さ加減に恥ずかしくなる。

自然を知るという事は、そうゆうことなんだろう。






風はビュンビュンであったが、冬の風に比べるとだいぶ軽くなってきた。

海峡横断の途中、カヤックもろともアバラ骨辺りまで波に飲まれる。

潜水艦の様に浮かび上がる愛艇に惚れ惚れした。






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Posted by カツカヤック at 01:492012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

自己紹介ページを整理してみた




http://hirumanonagareboshi.hamazo.tv/c579611.html


↑自己紹介ページ、少しスマートになりました。


未読の方はぜひ!









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Posted by カツカヤック at 02:592012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月11日 佐賀県高島 集落を歩く

この島には、宝当神社があり

宝くじファンの間では人気の島らしい

ほんでも僕は海賊伝説の方が興味があった

ここら一体は、海賊伝説がゴロゴロしている

宝当神社









塩屋神社








やっぱり島は、それぞれに個性がある

お腹が空いたので、ゴロタ石に張り付いている貝を食べた



また、お魚も頂いた



塩焼きにして食す




漁港にあった注意書き








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Posted by カツカヤック at 05:362012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月12日ー15日 佐賀県神集島  



神集島に着くと、鳥居が目に入った

早速上陸をして、お参りをした









後にこの島が、僕にとって一生忘れられない島になるとは夢にも思っていなかった



この日は浜辺でそのまんま、寝た

ムカデからガブリと攻撃を受ける

ジンジン、ジンジンと痛みが走るが、猛烈に眠たくて痛みの広がりを感じながらまた寝る





ここの島の人は、本当に親切な人ばっかりで

毎日、毎日を良くして頂いた

腹から超え出す人々が、僕は大好き

会話をしていて、とても気持ち良い



島の町並み







ヒョウモンダコ








‎70才の海女さんからサザエを貰う。

その後、お風呂も頂いた。本日、僕も潜っていたがサザエの収穫はゼロ。潜る場所が違うのだろう。

現代離島社会について海女さんと話しこむ。


連日連夜、各屋に呼んで頂き

様々なお話をする。

叱咤激励をもらい、自分の無知さ具合に恥ずかしくなりながらも

多くの人生と生身で触れ合えるこの旅路の良さをかみ締めた



海を歩くリズムをスローテンポに変えてからは、なんだか全てが噛み合うように上手くいっている。

あぁ、これがしたかったんだなと日々を振り返る。

猿に襲われたり、サメが出てきて心臓が飛び出そうになったりと賑やかなこの旅路であるが、

花が咲いているように感じる。

そのままで行こう。そのまんまで。






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Posted by カツカヤック at 09:202012年6月 佐賀県・福岡県

2012年07月15日

6月16日 じいじ危篤の電話を受ける


夜にじいじ危篤の電話を受けた

明日、飛行機に乗る  


Posted by カツカヤック at 16:572012年6月 佐賀県・福岡県