2013年09月05日
8月26日 向かい風の中でのシーカヤッキング 北海道渡島半島西岸
風が海岸線に沿って吹き付けてくる。
西高東低の気圧配置になれば、この時期でも北海道西岸は厳しい海況となる。
今日の時速は2キロ程しか出なかった。
暦では夏であるが、冬の始まりを感じていた。
まだ気温が高いので風が柔らかいが、温度が下がれば同じ風速の風でも
驚く程に重くなってくる。
シーカヤッカーの方にはこの風の違いを是非とも覚えておいて欲しいです。
甘く見積もっていた目的地にも到着できないと分かり、夕日に背を向け風に向かって漕いできたルートを一時間をかけて戻った。
目を付けていたスロープにだったら暗くなる前に辿り着くからだ。
ここは暗礁が多く夜のカヤッキングをする気になれない。
川の河口が一つあったが、人里少ない地だ。ヒグマの事が気になった。
悔しいが自然を責める気にもなれず、責めるとしたら判断を間違った自分だけ。
ゴールに向けて逆漕ぎをする旅路。
シーカヤッキングの旅は実に奥が深い。
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Posted by カツカヤック at 22:14
│2013年8月 青森県・北海道