2014年08月28日
津軽海峡の最狭部、汐首岬を通過。 手漕ぎ舟日本一周の海旅 8月15日
本州と北海道とを結ぶにあたり最短距離となる場所は亀田半島の汐首岬と下北半島北端の大間崎となる。
その距離は18キロと言われるが、ここで本州に渡ってしまうと北海道一周達成ではなくなってしまうので通過する。
まぁ僕の旅は急ぐ海旅ではない。北海道に円を描きたい。
地元の人から汐首岬は岸寄りを通れと念を押されつつ本日も海へと離陸した。
また来いよと声をかけて貰ったのが嬉しかった。


朝凪の中を東へ東へ。
朝の海は昆布漁をしている舟でいっぱいだ。
どうしてもシーカヤックと航路が一緒になってしまうので衝突事故にならぬよう注意しながらナビゲーションをする。



昆布漁の漁師さんと海上にて挨拶もした。
みな笑顔で返事を返してくれた。
故郷である浜名湖のあさり漁を思い出した。
噂の汐首岬に辿り着いた。
渦は巻いていなかった。少しだけ安心した。

身体全体に力を込めて漕ぎ進んだ。
試しに漕ぐ手を休めてみたが、スイスイと流されてしまう。
流石だなと思いつつも再度に力を込めて急流部を漕ぎ進んだ。
岬を回り込み海岸線を漕ぎ進んでいくと急に流れは穏やかになった。
小雨が降ってきた。
お盆とは思えない程に肌寒く感じていたのだが、
なんとシュノーケリングを楽しんでいる人達を見つけた。
北海道の人達は本当に素晴らしい。そして勇ましい!!

あっぱれ道産子である。
風が強くなる前に函館市湯の川へ上陸した。

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Posted by カツカヤック at 14:40
│2014年8月 北海道南部・