2015年09月28日
痩せ細る駿河湾の海岸線 三保の松原
シーカヤック日本一周の海旅 静岡県静岡市清水区三保の松原 7月31日
手漕ぎ舟シーカヤックにて日本列島を廻るこの旅路。32歳にしてこの旅路を始めたが、現在は36歳となった。
みんなが前を向いて走り続けている中にて、一人勝手に後ろを向いて走り続けている行為なのかも知れない。
けれども、21世紀の海岸線を見つめるに最も適した乗り物がシーカヤックであり手漕ぎ舟である。
陸上交通に例えるならば、浜松から東京までを高速道路にて向かうのと、歩いて向かうぐらいの差はある。
その差とは何か。環境に対しての気づきの差である。
ちなみに海上ではどんなに海が荒れても途中でもう止めたは出来無し、誰かが助けてくれるなんて事も考えない。そんな事を考えてもろくな事にならない。
だからこそ、海岸線をじっくりと観察し考察する。
そして、海と自然が怖くなる。これは基本である。
いつしかスピリチュアルや癒しなどの言葉にも興味はなくなった。
正論と正論を掛け合わせた議論にも興味がなくなった。
それだけ目の前に見えている自然が見えてきたのだと思う。
自分が行けると思った日に、海岸線を見ながら海を歩くのである。ずっと。
日本一周は船でなければ出来無い。それだけの価値がある旅であるので、是非に大勢の人がやった方が良い。
さて、今日の日記。
風に翻弄されつつも、本日も無事に陸に着陸。
今日の上陸地は、天女の羽衣伝説で有名な、三保の松原である。
日本列島をグルリと廻ってきてが、静岡県の海岸線に衝撃を受けている。
海岸侵食であり、砂浜の減少具合である。
どこかを弄れば、どこかはおかしくなる。
地図上では驚くほどに立派な三保の半島の砂嘴も、多分にもれず海岸侵食は進んでいた。
よくわからないヘッドランドがあったが、あれは何だったのだろう。
そしてもう一つ。
さて、困った。
三保を歩けば、そこらじゅうの看板に、三保に三穂に御穂の文字。
皇室の祖先に国を譲ったとされる出雲神話の主神が、海岸線に祀られていた。
この地は、旧出雲圏なのだろうか。
ふと島根半島にて訪れた美保神社を思い出した。
三保に三穂に御穂、そして美保である。
三穂津彦に三穂津姫。
羽車神社に御穂神社。
彼の地から御穂神社までを歩く事にした。
太陽の道をゆっくりと歩いた。
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手漕ぎ舟シーカヤックにて日本列島を廻るこの旅路。32歳にしてこの旅路を始めたが、現在は36歳となった。
みんなが前を向いて走り続けている中にて、一人勝手に後ろを向いて走り続けている行為なのかも知れない。
けれども、21世紀の海岸線を見つめるに最も適した乗り物がシーカヤックであり手漕ぎ舟である。
陸上交通に例えるならば、浜松から東京までを高速道路にて向かうのと、歩いて向かうぐらいの差はある。
その差とは何か。環境に対しての気づきの差である。
ちなみに海上ではどんなに海が荒れても途中でもう止めたは出来無し、誰かが助けてくれるなんて事も考えない。そんな事を考えてもろくな事にならない。
だからこそ、海岸線をじっくりと観察し考察する。
そして、海と自然が怖くなる。これは基本である。
いつしかスピリチュアルや癒しなどの言葉にも興味はなくなった。
正論と正論を掛け合わせた議論にも興味がなくなった。
それだけ目の前に見えている自然が見えてきたのだと思う。
自分が行けると思った日に、海岸線を見ながら海を歩くのである。ずっと。
日本一周は船でなければ出来無い。それだけの価値がある旅であるので、是非に大勢の人がやった方が良い。
さて、今日の日記。
風に翻弄されつつも、本日も無事に陸に着陸。
今日の上陸地は、天女の羽衣伝説で有名な、三保の松原である。
日本列島をグルリと廻ってきてが、静岡県の海岸線に衝撃を受けている。
海岸侵食であり、砂浜の減少具合である。
どこかを弄れば、どこかはおかしくなる。
地図上では驚くほどに立派な三保の半島の砂嘴も、多分にもれず海岸侵食は進んでいた。
よくわからないヘッドランドがあったが、あれは何だったのだろう。
そしてもう一つ。
さて、困った。
三保を歩けば、そこらじゅうの看板に、三保に三穂に御穂の文字。
皇室の祖先に国を譲ったとされる出雲神話の主神が、海岸線に祀られていた。
この地は、旧出雲圏なのだろうか。
ふと島根半島にて訪れた美保神社を思い出した。
三保に三穂に御穂、そして美保である。
三穂津彦に三穂津姫。
羽車神社に御穂神社。
彼の地から御穂神社までを歩く事にした。
太陽の道をゆっくりと歩いた。
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Posted by カツカヤック at 21:52
│2015年7月 神奈川県・静岡県