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2022年02月04日

「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」

「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」

世界では常識となっているアウトドアエデュケーションを取り入れた実習に講師として参加してきました。
現状では明らかに国内最高峰レベルの実習です。

「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」

山から海の底までを教育・研究の対象とした生物資源学部の皆さんとも久しぶりの対面。
受講者である学生は「資源循環学科」「共生環境学科」「生物圏生命化学科」「海洋生物資源学科」の4つの学科で専門知識を修得しています。
今回はメイン実習としてシーカヤックを漕ぎ、夜は野営をしました。
要するに生の自然との触れ合いの時間です。

「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」


プロガイドである「algaforest 」の柴田さんを筆頭として、コーディネーター・インストラクター・リーダーが海上にて受講者を見守ります。浅海増殖学の山本さん(附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター )がコーディーネーターにおり、ついつい学生よりも私の方が前のめりになって質問をしていたような気もします。

当然ですが実習は当日の自然環境に合わせてとなります。
一生に一度となるかもしれない彼らの経験を奪ってはなりません。
しかし、致命傷となる事故は避けねばならない。そんな立ち位置です。
雨や風により常に臨機応変となるプログラム。
陸上アクティビティーの時間がありましたので、自然の連続性の理解を深めて貰いたく、海岸線エコトーンの把握としました。

「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」

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会場から浜名湖までの直線距離は約130キロと近いのですが、海浜植物にも変化が見られてこちらも面白みがありました。
焚き火を前にしての座学では、モンベル横浜しんやました店の内田さんから”人はなぜ海に出たのか”の問いかけ。
そして、瞬時に返答可能な学生。
こちらも頭が冴え渡ります。


学生にとっては様々な立ち位置にいる大人との触れ合いの時間でもあります。
それぞれの人が持った多くの視点との出会いにも。
”浅い川も深く渡れ”と言ったことわざがあるように、用心深く、しかしディープに今後の机上での理解を深めて貰いたいものです。

自然環境リテラシー学とは。
自然環境を総合的に理解する能力、自然環境が私達に与える影響を理解し、同時に私達が自然環境に与える影響についての基本概念を理解する能力、理解したことを分かりやすく正しく伝達する事を習得する学である。


「三重大学自然環境リテラシー学実習・三重県紀北町古里海岸」
帰りのフェリー内では、石原義剛先生の著書を拝読しながら帰路につきました。
ありがとうございます。




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