2015年04月26日
原子力明るい未来のエネルギーを掲げている看板を福島で見た。
人間の手で創り出した原発事故は、
どれだけの多くの人の夢を破壊し、人生を変えてしまったのだろうか。
どれだけの人々が絶望し、自然とともに暮らしている人達が自殺に追い込まれたのだろうか。
海岸線にある多くの原子力発電所をこの目で見て来たが、この安くて安全でクリーンが売りの発電方法は
最もリスキーで途方も無く値段の高い発電方法である事が分かった。
原子力明るい未来のエネルギーと書かれた看板を見て、とても悲しい気持ちになった。
看板を掲げた町は廃墟の町となっていた。
原発に対して賛成や反対で二分に分かれるのではなく、我々はもう少しクールになる必要があるのではなかろうか。
にほんブログ村
Posted by カツカヤック at 22:34
│2015年3月 宮城・福島